東日本大震災津波から今年で10年が経ちました。

あらためて被災者の皆様にお見舞い申し上げると共に、震災の教訓を忘れないようにしたいと思う今日この頃です。

さて当時は被災地においては復興に向けた高台移転や区画整理事業、災害公営住宅建設など大規模なプロジェクトが被災各地で推進されてきました。

その一方で、建材や建設工事に関わる作業員等の不足、そして何より町内の宿泊施設の不足が顕在化しておりました。

スーパーフェンスで被災地の復興支援!宿泊施設への施工事例

当時はいよいよこれから復興事業が本格化しようとする中、大槌町の復興に携わる方々が安心して長期間快適に滞在できるような宿泊施設を作ろうというプロジェクトが指導していました。

その宿泊施設というのがホワイトベース大槌です。

東日本大震災の復興プロジェクトの一環として立ち上げられた「ホワイトベース大槌」プロジェクトでは、その建材として地場木材を採用したウッドフェンスとしてスーパーフェンスが採用されたのでした。

スーパーフェンスは当時としてはかなりデザイン性と機能性のバランスに優れた製品で、横板の間に絶妙な隙間が空いており、通風性のいいデザインとなっていて、夏場も風通しがよく熱がこもりづらいメリットがあります。

そして、スーパーフェンスがこんな使われ方・・・

地場木材を使ったスーパーフェンス柱が、ホワイトベース大槌を飾る入り口の看板として採用されたのでした。

デザインもシックでおしゃれで仮設の宿泊施設の看板として雰囲気を高めてくれていたように感じます。

震災復興住宅に地産木材を使ったウッドフェンス @岩手県 陸前高田市

東日本大震災では陸前高田市に大きな被害をもたらしました。

TVでも連日津波や震災の被害を報道する度に陸前高田市の名前が挙がっていたのを記憶しています。

そんな陸前高田市に建築された震災復興住宅の外回りのフェンスとして、弊社のスーパーフェンスの柱と地産木材を使ったスーパーフェンスをご採用頂きました。

今回は地産木材とのコラボレートということで、地元への貢献という側面が強く打ち出されたプロジェクトとなりました。

実は近年では日本の山林において採取される木材の使用が減少しており、日本の山々や森林はどんどん荒廃しつつあります。

そんな背景からスーパーフェンスの柱に地産木材のプレートを採用することで、地元の林業へ微力ながら貢献しつつ、復興支援へのお力添えとさせていただきました。

スーパーフェンスシリーズは柱と板材の組み合わせなので、材質や木の種類をオーダーメイドでカスタムすることが可能です。ご利用者様のご要望に応じて最適な風合いのウッドフェンスをご用意できます。