従来のウッドフェンスの課題
従来のウッドフェンスにはいくつかの課題がありました。
例えば・・・
- 木製だと台風などの強風圧に耐え切れず破損する可能性がある
- 経年劣化で柱の根元が腐ってしまい倒壊する恐れがある
- 経年劣化が早く見栄えが悪くなる
スーパーフェンスαの強み
従来のウッドフェンスの問題点を徹底的に解消した最新のウッドフェンス
耐風圧は風速42m/s相当
耐風圧強度は木製としては異例の風速42m/s 相当を実現!
アルミ材が作る安心の強度
柱をアルミにすることで木の風合いを保ちながら経年劣化による腐敗を防止できます。
自由度の高いデザイン性
お客様の細かな要望を実現する自由度の高いデザイン性が特徴です。最大3mの高さの目隠しとしての活用など様々なご要望にもお応えします。
スーパーフェンスαの主な特徴
強い風以外にも高い耐久性
従来の木製のフェンスで問題となっていた腐食の心配から支柱はアルミ製を採用し、アルマイト処理をして耐久性を高めています。
塀板は火災時でも燃えにくいよう厚みのある木材を使用しているので安心です。

取り付け取り外しが簡単なDIY仕様
従来のウッドフェンスは破損したり傷んでしまえば、全取り替えが基本でした。
しかしスーパーフェンスなら傷んだ板や劣化した板を容易に交換できるよう、DIYでもお客様(施主様)が簡単に行えるようにしております。

林業の未来を考えた資材調達
ブロック塀の代替として、国産間伐材を使うことにより、SDGs仕様の商品開発が、2014年には完成していました。強度実験や耐火実験では、日本リスクマネジメント学会事務局長関西大学社会安全学部の亀井克之教授や東洋大学松永准教授の協力を得て、安全性の証明に努めてきました。
標準品は九州南部地方のヒノキ材・東京多摩産のヒノキ材を使用。

3種類のスーパーフェンス
現在、高さ3M・耐風圧42m/sを保証する目隠しタイプのSF-αと、ブロック塀上に設置可能なルーバー式簡易タイプのライトの2種類をご用意しております。令和3年度には、新型タイプ「SF-β」を発表する予定です。
標準品は、九州南部地方のヒノキ材・東京多摩産のヒノキ材を使っています。防腐・防蟻性能を持つ薬液(ACQ)を加圧注入し、乾燥させたK4ランクの加工材で、板厚はαは25㎜_ライトは20㎜。
それぞれ、耐風圧は42m/sと34m/sと頑丈な構造です。あえて無塗装にこだわり、木の経年変化が楽しめるよう設計されました。およそ、2~3年後に緑味のかかった板から、檜本来の持つ飴色に変化していきます。

なぜ弊社がスーパーフェンスを開発したのか?
1995年1月15日・・・
兵庫県南部を震源とする阪神淡路大震災が発生しました。高速道路が倒壊した衝撃的な映像が今でもまぶたの奥に焼き付いています。
当時、火災や建物の倒壊による被害が多く報道される中、密かに大きな被害を生んでいたのがブロック塀の倒壊です。確認されただけで2500箇所。少なくとも14名の方が犠牲となった痛ましい過去があります。
そんな過去の教訓を得て、絶対に倒れない塀を目指しブロック塀に変わる代替塀としてスーパーフェンスαが開発されました。
さらにその後2018年大阪市北部で最大震度6弱を観測した大阪北部地震。
記憶に新しいこの事故によって当時建築基準法に違反していたブロック塀倒壊事故が発生・・・
幼い一人の少女の命を奪い世間を震撼させました。
そして全国的にブロック塀の危険性について議論になりました。
そんな流れを感じ取り、このような痛ましい事故を2度と起こしてはいけないと強く決意し、さらに耐久性があり安全なフェンスを作るべく技術開発を進めてきました。
