目隠しウッドフェンスの人気商品「スーパーフェンス」は「アルミ柱」と「木材」の組み合わせで1つの商品として成り立ちます。
今回はこの「アルミ柱」を軸にその可能性や活用事例について記事にしてみます。
アルミという軽い柱素材を活用することで思いがけないアイデアが形になるかもしれません。
ということで、この記事では具体的に「アルミ柱」と「地域で産出される木材」を使ってどんなデザインを作ることが出来るのかご紹介していきます。
目隠しウッドフェンス「スーパーフェンス」のアルミ柱と地産木材を使えばこんなデザインも形にできる?!
スーパーフェンスのアルミ柱は、25mmの隙間がある板材を挟み込む形状の柱です。
ですので、この25mmのスペースに挟める「耳」のような形状であれば、さまざまなデザインを作れます。
腐食に弱い木材を生かすアルミ柱
日本の森林の多くで取れる木材や間伐材の種類は杉や檜といった針葉樹が主流です。
これらの木材を使用するときに、真っ先に問題になるのは柱材です。
例えば、海外から輸入されることの多い「イペ」や「ウリン」などのアイアンウッドと呼ばれる木材とは異なり、杉や檜など針葉樹は水や空気、湿気により発生する腐朽菌に弱いのが難点です。
そのため土に直接埋め込む形だと腐朽菌により朽ちてしまうため強度の面での不安がついてまわります。
その点、柱材としてアルミ材であるスーパーフェンス柱を使えば腐食菌への影響はそこまで考えなくて良くなります。
ただ、フェンスの格子材として木材を使う際は、極端な反りによる寸法のズレに注意が必要です。
それから、経年劣化によるヒビや色変化などが起こるので、それを自然な風合いとして受け入れられるなら、日本の自然木も悪くありません。
金属による腐食防止の仕様は、昔の寺社仏閣の建築物などにも用いられてきました。
事実、ほとんどの神社仏閣の建築物は土に接する部分には必ず銅などの金属で腐食防止の処置が施されていたようです。
ルーバーウッドを挟み込むことで通気性・目隠し性・師匠性の3つを同時に実現
アルミ柱の活用法として、弊社ともお付き合いの長い出雲木材市場様のルーバーウッドを挟み込むというアイデアはすごいです!
ルーバーウッドを挟み込むことで、通常のウッドフェンスでは実現できなかった「通気性・目隠し性・意匠性」この3つを兼ね備えることを実現しました!
リビングデザインに出店した際の様子がこちらです。
目隠し性能はかなりのものがあるように見えます。これで通気性もあるのだからすごいです。
アルミ柱を使ったデザイン案
弊社の系列会社で個人宅の外構ガーデン設計をしているイメージパースのベテランが、さまざまなデザイン案を作ったのでご紹介します。
縦格子
縦格子のデザインはいわゆる和モダンにぴったりです。
門柱として縦格子
こちらのように門柱としても使えそうです。
アーチ型の和風モダンなデザイン
このように笠木材を飛ばすことで、このような和風モダンなアーチ状の門柱も作れそうです。
横格子の門柱デザイン
こちらのように、横格子バージョンでの門柱もなかなかモダンで良い感じです。
アルミの門柱デザイン
こちらは遊び心で作ったパースですかね。
もはや木材ではなくてアルミになってますが。
目隠しとしての活用法はありですね。
強化ガラスを挟んだ門柱デザイン
木材ではなく強化ガラス挟んでるパース。
こんな感じで思いのほか色々とデザイン性に幅があるということが伝われば幸いです。
シンプルな横格子やフェンスだけではなく、カスタムの自由度が高いのがスーパーフェンスの特徴です。
木材のプロの会社様と新しいプランニングでコラボレーションもしていきたいと思ってますので、ぜひご相談ください!
スーパーフェンスの部材を使いエクステリアもオシャレに!
ここまでお伝えしてきたように、スーパーフェンスはフェンスと名前がついていますが、従来のウッドフェンスとは一線を画していて、フェンス以外への用途も想定しています。
さらにスーパーフェンスの部材を使ったちょっと個性的なオープン外構のプランをご紹介します。
例えば、2台駐車のオープン外構というと、ただコンクリートで固めただけでガランとした雰囲気になりがちです。
そこで、肉厚で耐風圧強度も高いスーパーフェンスのアルミ柱を活用したアーチ状のオープン外構のデザイン案をご紹介します。
このような背の高いアーチや3Dテイストの門周りは人気ですね。
個性的でオシャレな門周りもスーパーフェンスのアルミ柱を使えば実現可能です。
アルミ柱を使い様々な悩みやご相談を形にする実力があります
もう1つアルミ柱を使ったデザイン案をご紹介します。
弊社、港製器工業も賛助会員として加盟しているエクステリアショップの集合体egg(エクステリアガーデングループ)という組織があります。
同じくこちらの組織に賛助会員として参加している、砂利や石材を取り扱うマツモト産業様という会社があります。
そのマツモト産業様が「砂利を“敷く”以外に何か面白い使い道はないでしょうか?」と以前相談してくださったことがあります。
そのときに弊社、港製器工業を母体にしているエクステリアショップ”ライフアップ“の藤田店長が提案したという伝説のデザイン案をご紹介しておきます。
それはスーパーフェンスのアルミ柱と笠木でアーチを作り、そこに強化アクリル素材の透明パイプを格子状に立てるというデザイン。
その透明パイプの中に砂利を入れ、その砂利の高さを変えてLEDバーでライトアップするというデザイン案!
昼間のイメージ
夜間のイメージ
こんなデザインも可能となります。
デザイン設計は弊社にお任せください。
ぜひご相談をお待ちしております。
スーパーフェンスのアルミ柱を生かした倉庫の設置事例@岩手県
最後にスーパーフェンスのアルミ柱を使ったアイデア商品をご紹介します。
以前ですが、2014年9月に開催された岩手県陸上競技アジアマスターズというイベントにスーパーフェンスを内装材としてご提案・協賛したことがあります。
その際に盛岡西ロータリークラブ様よりスーパーフェンスのアルミ柱を使って倉庫として実体化できないかとのご相談を受けました。
そこで、当時弊社の設計担当だった大原との打ち合わせしまして、岩手山田産の杉材を使いSFフェンスの強みを活かしたご提案を致しました。
弊社が得意とする既存部材を生かしたセミオーダー商品としての対応です。
弊社のスーパーフェンスシリーズは震災時の、ブロック塀の倒壊という痛ましい事故から発案された商品です。
倒壊リスクが少なく、安全性の高い製品です。
さらにプライバシーを尊重し、目隠し性の高さも兼ね備えたウッドフェンスとして人気です。
引き続き、東日本大震災の復興事業の一役を担う商品としてのスーパーフェンスを展開していきます。
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