近年の地震や豪雨で、古いブロック塀の倒壊事故が相次いでいます。長く暮らした大切な我が家、そろそろリフォームを…と思ったとき、忘れがちなのが外構まわりの安全点検です。見た目はしっかりしていても、内部の劣化が原因で思わぬ危険を招くこともあります。
この記事では事例を交えながら、ご自宅のブロック塀が安全かどうかを見極めるためのチェックポイントについて紹介します。
ブロック塀のひび割れ、鉄筋が見えているものは要注意
「ブロック塀」とは、直方体の建材(ブロック)を積み上げて造った塀のこと。素材はコンクリートブロックや石ブロックなどで、敷地の境界設定や防犯、目隠しなどに使われています。防災・防火性に優れ、メンテナンスがしやすいのも特長です。
ブロック塀の年数が経っているものは、定期的な点検が必要です。
それでは実際に老朽化したブロック塀を写真で見てみましょう。

割れたブロック塀から鉄筋が露出
鉄筋が空気に触れると、酸化し錆付いてしまい、老朽化を引き起こす原因になります。左の写真は鉄筋が白くなっていますが、これはブロック塀に含まれる水酸化カルシウムが雨水などに溶け出し、空気中の二酸化炭素に反応してできた炭酸カルシウムです。

ブロック塀に穴
配管を通すためにブロック塀に穴を開けています。耐久性の低下により劣化が進み、大きなひび割れが起きています。
ブロック塀の危険度を見分ける4つのポイント
設置から年数が経ったものや大きな衝撃を受けたブロック塀は、点検することをお勧めします。その際にチェックすべきポイントは下記の4つです。
①塀は高すぎないか
建築基準法では「塀の高さは地盤から2.2m以下」(一般的なサイズのブロックを11段積んだ状態)としていますが、子どもなどへの安全性を考慮すると、高さは1.2m以下が望ましいです。
②控え壁はあるか(塀の高さが1.2m以上の場合)
「控え壁」とはブロック塀の転倒を防ぐために設置する補助的な壁。建築基準法や技術基準で定められており、ブロック塀の反対側に備えます。塀の高さの1/5以上突出した控え壁を、塀の長さ3.4m以下ごとに設置しなければなりません。
③基礎があるか
コンクリートの基礎があるか(土に埋まっている部分の深さが30cm以上あること)。通常の点検では分かりにくいので、専門業者に依頼しましょう。
④劣化はないか
塀に傾きや、ひび割れ、ぐらつきはないか。
また、白い粉(エフロレッセンス)があるか、ブロック塀の一部が濡れているか、という点もチェック項目です。
前者はブロック塀の内部に水が侵入しているサインで、鉄筋が錆びて膨張し、内部からひび割れを起こす恐れがあります。後者は排水が不十分な状態です。内部構造が劣化しており、地震時に倒壊するリスクが高まります。

これらの兆候がひとつでも見られる場合、専門業者に相談して早急な診断と改修が必要です。ご自宅のブロック塀が老朽化していないか、今一度チェックしてみましょう。
また、お住まいの自治体に問い合わせるのもいいでしょう。自治体の中には「ブロック塀安全点検マップ」や「危険箇所通報システム」を導入しているところもあります。
もしもに備えてブロック塀の定期的なチェックを
古いブロック塀は、見た目には分かりにくく劣化が進行していることがあります。ひび割れがあるものは、倒壊の前兆かもしれません。
「見た目が問題ないから大丈夫」と考えるのではなく、日常的な点検と早期対応が不可欠です。
【ブロック塀の危険を見分けるポイント】
□ブロック塀の高さが1.2mを超えていないか
□ひび割れ、傾き、鉄筋の露出がないか
□控え壁(高さ1.2m以上の場合)が設置されているか
もしもご自身で判断がつかない場合は、専門業者に点検を依頼しましょう。

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